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AEA 2016年度相談件数は248件

業界ニュース -

AEAエステティック相談センターは、2016年度1年間の相談件数および相談内容をまとめた『2016年度年間相談報告書』を公表した。

同センターは、一般社団法人日本エステティック業協会(東京都千代田区、理事長 天辰文夫、略称 AEA)が運営する、消費者・消費者センター・エステティックサロン従事者のトラブルや疑問などに助言や情報提供を行う窓口。

報告書によると、2016年4月~2017年3月までの1年間の相談件数は248件。248件中、苦情は195件で、AEA加盟サロンが32件、非加盟サロンが129件、その他が34件と、加盟サロンに対する非加盟サロンの件数の割合が3倍以上となった。

相談内容で最も高ったのは、契約・解約に関する事で138件(37%)。次いで施術トラブル65件(18%)、法規・基準が43件(12%)という結果となった。
1位の詳細を見てみると「中途解約に関する苦情」が81件と多く、次に「契約に関する苦情(37件)」、「契約期限切れに関する苦情(15件)」、「クーリングオフに関する苦情(11件)」という結果となった。

【相談内容別、役務・商品分類表】※1件の相談で内容が重複しているケースあり。

内容別 相談件数 備考
1 契約・解約 138件 37% 中途解約、清算金、契約・概要書面など
2 施術トラブル 65件 18%  表1参照
3 法規・基準 43件 12% 自主基準、医師法違反、契約書面、資格制度、生産の単価など
4 販売方法 35件 9% 過量・次々販売、不実告知、迷惑勧誘・威迫・困惑、無料商法など
5 接客・対応 29件 8% 事務的な対応、ミスを認めない、謝罪がない、契約時の約束不履行など
6 倒産・閉鎖 28件 7%
7 施術内容 5件 1%
8 価格・料金 4件 1%
9 広告表示 2件 1%
10 その他 21件 6%  サロン選びと信頼性、エステティシャン養成、機器問い合わせ、センターの役割について
合計 370件 100%

また、相談件数で2位に上がった「施術トラブル」に関して詳しく見てみると、報道で大きく取り上げられることが多かった脱毛よりも、ボディでのトラブルが多く、中でもけがが13件と高い。エステティックサロンでのメニューも、矯正やストレッチなど多様化しており、けがを防ぐという意味でも正しい知識と経験、高い技術が求められているのではないだろうか。

<表1. 施術トラプル(65件)の内訳>

種別 研修 詳細
脱毛 8件 皮膚トラブル(2件)、火傷(4件)、他(2件)
フェイシャル 21件 皮膚トラブル(11件)、火傷(6件)、痛み(1件)、他(3件)
ボディ 33件 皮膚トラブル(11件)、火傷(7件)、痛み(1件)、けが(13件)、他(1件)
その他 3件 皮膚トラブル(1件)、火傷(1件)、痛み(1件)

契約・解約や法規・基準、販売方法など、個々のスキル以外に経営に関わる相談が多く寄せられている。消費者が安心して通うことができるエステティックサロンが増え、業界が大きく成長するためにも、自社サロンの利益のみならず「健全な経営」を求めたい。

●お問い合わせ先
AEAエステティック相談センター
TEL:03-5212-8805(月曜・水曜・金曜の週3日間 12:30~17:00)
http://www.esthesite.com/counseling_center.html

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